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ごあいさつ

みなさま、こんにちは。VirtusizeでCEOを務める、アンドレアスと申します。

ファッションアイテムのオンラインショッピングでは、今やお馴染みの「オンライン試着」。
私たち、株式会社Virtusizeは、お客様がオンライン上で、自分の身体に「ぴったり」のサイズを見つけることができるサービスをご提供しています。

そしてこの度、弊社は創立10周年を迎えることができました。
いつも支えてくださっている皆さまに、改めて心から感謝申し上げます。

私たちは、オンライン試着のサービスを中心に、お客様が安心してお買い物を楽しむことができる体験をご提供するため、ひたすら走り続けてきました。様々な社会的変化の中で、お客様の購買行動も大きく変容していますが、その変化に適用すべく私たちのサービスも進化を遂げています。

10周年を記念して、私たちの歴史や成長を振り返ってみましたので、ぜひご覧ください。

代表取締役 (CEO)
上野 オラウソン・アンドレアス

スウェーデン出身。アジアのテクノロジー企業におけるマネジメントやグローバル企業向けマネジメントコンサルティング領域において豊富な経験を持つ。バーチャサイズではファッションEコマースの新常識として同社のデジタルフィッティングサービスの日本での導入を牽引する。

Virtusizeの歴史

スウェーデンから日本へ

2013年11月に日本に上陸した株式会社Virtusize。実はVirtusizeのはじまりはスウェーデンなんです。身長が2m(!)を超える創業者の男性の「自分に合うパンツのサイズが見つからない」という悩みをきっかけに、オンライン試着サービス「Virtusize」ができました。

当時メンバーの一人であった私が代表として設立したVirtusizeの日本支社、これが今のVirtusizeの出発地点とも言えます。設立時のメンバーは私とエンジニアのたった2人でした。それから約5年後の2018年。ファッションEコマースの市場規模が大きく、かつ、商品や購買に関するデータが豊富だったことから、Virutsizeは本社をスウェーデンから日本に移しました。このタイミングでCEOに就任した私は、一人でも多くの人が自分にフィットするアイテムに出会える世界を作りたい、そんな想いで、日本・アジアを中心にVirtusizeの普及を進めてきました。

日本におけるオンライン試着サービスのニーズを感じていた一方で、より多くのお客様に、より長く利用してもらうためにはサービスの大きな改善が必要でした。その時、一緒になってサービスを作り上げてくれたのが、日本のクライアントの皆さまでした。私たちは議論を重ね、より良いサービスにするべく、クライアントとの深い関わりを大切にしてきました。

Virtusizeの成長に向けて

日本に本社を移転してからのVirtusizeは「大きな成長期」を迎えます。
2018年以降、我々はAI技術やビックデータ、機械学習に着目し始め、テクノロジー強化のために、データサイエンティストやプロフェッショナルなエンジニアをメンバーに迎え入れました。

設立当時は2人だったメンバーも約30名ほどに増やし、Virtusizeを大幅にアップデートすることに成功しました。今までアイテム同士の比較しかできなかったVirtusizeは、お客様のボディとアイテムの比較が可能になったり、特許を取得したAI画像認識の技術で、シューズアイテムのサイズレコメンドができるようになったりと、これまでにない体験を提供できるようになりました。

私たちの強みとなったテクノロジー。そこにVirtusizeが保持する豊富なデータを掛け合わせ、新たなサービス【FittingRoom】と【Analytics】を開発、提供を開始しました。

特に「Analytics」は、オンライン試着サービス「Virtusize」と新サービス「FittingRoom」から得られる豊富なデータを活用するためのデータマネジメントプラットフォームであり、Virtusizeはファッションに特化したデータカンパニーへの道を歩み始めました。

パンデミックからの学び

世界的に大きな影響を与えたコロナウイルスのパンデミックを受け、Virtusizeでも働き方が大きく変化しました。

これまではオフィスで勤務し、クライアントの皆さまとも、できるだけ顔を合わせたコミュニケーションをとっていましたが、一気にリモートワーク・非対面が多くなりました。柔軟性や効率性の観点から、私たちも当初は、
リモートで活動することを非常にプラスに感じていました。

一方で、完全リモートになることで、社内においても、そしてクライアントの皆さまとのコミュニケーションにおいても、情報の伝わり方や質という
観点で、かなり差が出てしまっていることに気が付きました。
また、コロナウイルスの感染拡大による影響はアパレル業界へのインパクトも大きく、私たちもクライアントの皆さまと共に、この状況に適用し、乗り越える必要がありました。

そこで、各種規制が緩和されて以降は、可能な限りクライアントの皆さまと顔を合わせ、濃いディスカッションをするようにシフトしてきました。
予期せぬパンデミックによって生じた課題をヒアリングし、機能改善や追加開発を重ねてきました。また、社内におけるコミュニケーションを促進させるためにも、思い切ってオフィスの移転を決断したことで、メンバー内で”生の”会話も増え、より良いサービス開発・提供のための議論を活発に行なっています。

コロナ後のテーマとして【Deeper Relationship】を掲げ、クライアントの皆さま、そしてメンバー同士で近く・深い関わりを持つことを我々は意識しています。

おわりに

改めて、株式会社Virtusizeが10周年を迎えることができたのは、弊社を日々支えてくださるクライアントの
皆さまのおかげです。全ての関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

先述の通り、私たちはアフターコロナのテーマとして【Deeper Relationship】を掲げています。
私たちは、クライアントの皆さまとのコミュニケーションをより強化し、我々の強みであるテクノロジーと
最先端のAI技術を存分に提供することで、皆さまと共に成長したいと考えています。

今もなお、サービスのアップデートは進めており、お客様にとってより安心した購買体験の共有、
そしてクライアントの皆さまにとっては、お客様のデータをもとに、購買行動をより深く分析できるように日々進化しております。ぜひ、楽しみにしていてください!

そして、最終的には、私たちのゴールである「ファッションEコマース市場において、大きな価値を創り出し続ける企業」となるべく、この10年の節目を新たなスタートと位置づけ、クライアントの皆さまの持続的成長に
貢献していくために歩みを進めてまいります。

今後ともVirtusizeをよろしくお願いいいたします。

上野 オラウソン・アンドレアス

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